2006/05/17

南海地震条例

 南海地震条例が制定されたそうですが、市民生活とは異次元の世界で政治だけが空回りしているような気がします。誰に聞いても南海地震はそう遠くない時期に必ず来ると言うでしょうが、その備えをしていない人が大多数でしょう。人間の想像力は危機に陥った状況を無意識に排除してしまいます。想像を超えた事態に対する危機管理は日頃の訓練を重ねるしかないと思います。町内会、公共施設などで頻繁に訓練を重ねることが、人々の心に危機意識を植え付けることになります。高知県の財政を考えると、お金をかけないでできる避難訓練を頻繁に行うべきです。まだまだ元気なご高齢の方々がおられますので、彼らの力をもっと借りるべきです。地域の安全とご高齢の方々の安全のためだけではなく、彼らに生き甲斐を与えることもでき一石二鳥、いや三鳥?ではないでしょうか。