2006/05/08

税金を病者のゆとりある生活のために使え  

 精神病院から患者さんを地域に移すことは良いことだと思いますが、衣・食・住をどう保障するのかを社会が問われています。就労支援を制度化し、名ばかりの社会復帰幻想を抱かせても、病者は仕事をすることができないから精神障害者なのです。むしろ、就労支援に使う税金を憩いの場に使う方が病者のためになります。あるいは、小規模作業所などの報償費を上げて、少しぐらいは病者の生活にゆとりを持たすべきです。