2006/05/08

料理教室を障害者福祉センターで開催

料理教室を障害者福祉センターで開催

 前回の西風通信で、例会の日を木曜日に変更しないかと提案しましたが、市の障害者福祉センターが平日には使用できないことが分かりました。
 理由は、平日はデェイケアーが行われており、料理室を使用すると言うことでした。このことは、センターの性質上どうしようもないことです。
 私たちは、月曜日あるいは木曜日に料理室を借りれないかと思い、様々な施設をあたりました。
 県や市のセンターにも問い合わせました。しかし、私たちの通える距離には、そのような施設がありませんでした。
 そこで、第一、三の土曜日に料理教室を、市の障害者福祉センターで行います。
 堀代表は、1時までなら何とかなるのではないかという感触を得ていますが、忙しい時には出ることはできません。
 そこで、世話人が国木さんに変わったことにより、今までとは違ったかたちで料理教室を開いたらどうかと思います。
 11時頃下司病院に集まり、大橋通りで買い出しをします。そして、11時半に障害者福祉センターに集合します。
 最初は慣れないので半製品を買ってきて、料理するのがよいと思います。前回は焼きそばを作り、大好評でした。料金もちょうど300円でした。
 今まで何にもかも眞知子夫人におんぶしてきましたが、そろそろ自立する良い機会がきたのであろうと思います。
 自分たちの力で料理を作り、腹一杯食べることは、良い交わりの時を得るだろうと思います。
 料理教室を始めた最初の目的は、300円で温かいご飯を腹一杯食べようと言うことでした。
 この初期の目的は達成できたであろうと思っています。デェイケアーが進み、ただ食べるだけならば、ディケアーのほうがより良い食事をとることができからだからです
 しかし、デェイケアーに付いていけない人が、少なからずいると思います。そのような人たちのために、西風の会が利用されると良いと思います。
 これまで、西風の会は、行政、福祉、あるいは病院から独立した団体でした。精神障害者の精神障害者による精神障害者の会として、自立してきた会です。
 この伝統を受け継ぎ、展開していくのは私たち西風の会員の力です。
 まだまだ地域には、孤独な生活をしている精神障害者がいます。それらの人々の集まる場として、西風の会が用いられることを祈ります。
 これまでは、堀夫妻は、自宅で下準議をしてきてから、料理を作りました。材料も特売のものを冷凍して、準備していました。ですから、料理にはかなりの時間とお金がかかると思います。
 これまで、十数年続いた西風の会の会計は完全に赤字です。中村君と堀代表が十万円台の献金をしてやってきました。
 この点については、皆様に知らしてなかったことは、堀代表のミスであったかもしれません。その結果悲しい誤解がありました。
 ですから、これからは毎回実費を支払うと言うことで、解決しようと思います。
 自主独立の西風の会の伝統を守りながら、お互いに助け合えば、眞知子夫人なしでも料理教室はできると思います。
 単身の男料理も、どんなものか楽しみです。それぞれ、自分でできる料理に、挑戦してみてください。
 自らの意志で、西風の会を守り育てる中で、新しい精神障害者のあり方を見い出すことができるのです