2006/06/27

先ずブログを立ち上げよう

マスコミは新聞までがワイドショー化してしまいました。ホリエモンや村上代表の逮捕は特捜部による国策捜査だと思います。後から振り返れば、歴史のターニングポイントであったと思える事件になると思います。
 マスコミは彼らを時代の寵児としてもてはやしましたが、特捜部が乗り出すと悪の権化のように取り扱います。彼らが犯罪を犯したことは事実でしょうが、一罰百戒の意味合いが強いように思えます。彼らに対するマスコミのパッシングは常軌を逸しているように思えます。
 むしろ、ゼロ金利政策を解除する時期に合わせたように、彼らを立件させた政治的背景に焦点を当てた報道がなされてしかるべきですが、新聞にすらその様な視点からの論説が見られないのが現実です。
 テレビのワイドショー化は、視聴率という虚像に踊らされている結果ですが、新聞には冷静な状況判断、歴史的な視点で事件の背景を掘り下げてもらいたいと思いました。いずれにしろ、今回の騒動を見ていて、日本のマスコミの限界を感じさせられました。
 私たちにはマスコミからの情報しか与えれてきませんでしたが、ブログという新しいメディアが登場しました。官だけが情報を独占する時代に風穴が開いたのです。
 検索サイトの発達が情報の海の中から必要な情報を探し出すことを可能にしました。情報の海の中にはマスコミで報道されていない情報が隠れている可能性があります。少なくと、もその可能性があるという事実が、官に対する圧力になります。
 民主主義は、情報が共有されることを前提として成り立っています。情報官制が敷かていれば、いかに民主主義的な政体であっても独裁主義、全体主義と変わりはありません。
 民主主義のレベル、民度は、情報がいかに広く公開され、活用されているかにかかっています。ペンが銃に勝てる国にならなければならないのです。
 日本のブロードバンドはハードでは世界一と言われていますが、それを活用するソフト面ではかなり劣ると言われています。
 私もブログを始めるまでは、光ファイバーも宝の持ち腐れでしたが、ブログを始めることで世界が変わりました。先ずブログを立ち上げてみる。そうすれば、ブログの海に漕ぎ出すことがでるでしょう。